モザンビーク共和国(Republic of Mozambique)

人口 1829万 ●訪問都市  
首都 マプト シモイオ ケリマネ
言語 ポルトガル語 ヴィランクール ナンプーラ
宗教 伝統宗教、キリスト教 イニャンバネ モザンビーク島
通貨 メティカル(1US$=26000M 02/6月) ベイラ マラウィ国境
  

 

 

 

○物価水準(2002年6月)

安宿 100,000M〜 ビール 15,000M〜(550mlビン)
食事 15,000M(市場)30,000M(レストラン) ジュース 6000M〜(300mlビン)
バナナ 1000M(一房) パン 1000M前後

○モザンビークという国: 僕が今回旅した東・南アフリカ諸国の中で最も貧しく、遅れていると感じた国。10年以上続いた内線の影響で電気、道路といったインフラの整備も遅れている。特に北部はバスが少ないうえ、道も悪いので移動はかなりハード、かつ時間がかかる。公用語がポルトガル語というのもちょっとツライが、一応英語も小学校から習うということなので若い人にはそこそこ英語が通じる。人々は概ね素朴で親切。北部に行くと外国人(特に東洋人)は珍しがられるくらいだ。自然も多く残されていて、バザルート諸島・イニャンバネ周辺のビーチは素晴らしい。そして国名の由来にもなっているモザンビーク島は半分廃墟のような所だが、独特の雰囲気を持っており、僕的には3日かけて訪れたかいがあったと思っている。旅行者が少ないこともあって、物価水準に比して宿が高い。南部については南アからの旅行者がかなり来るため快適なBPもある。マラリアの被害が多いので、カヤ付きの宿を選ぶなどして注意しましょう。

○シモイオ(5/23)

ベイラ〜ジンバブエへの通過点というだけの町。国境からのミニバスは町中のタクシーランクに着く。長距離バスのOliverasのターミナルは町はずれにあり、町中から徒歩約15分。

・Backpacker's Info 

安宿: ローカルにつれていってもらった名前不明の宿は150000M(ツイン、トイレ共同、シャワーなし)だった。バスはOliverasのマプト行(この一本で南部の町はほとんどカバーできるはず)が早朝5時出発。ヴィランクールまで約10時間(150,000M)、マプトまではさらに8〜10時間くらいかかるだろう(280,000M)。乗客の多くは前日にターミナルに来てチケットを買い、体育館のような倉庫で夜を明かして早朝の出発を待つ。食堂も併設されている。


マガルーキ島のビーチ

○ヴィランクール(5/24〜26・6/1)

バザルート諸島に渡る拠点となる海岸沿いの町。南北に走る国道から分岐して海沿いへ20qほど入ったところに町があり、バスはマーケットから50mくらい先のところに着く。観光客もかなり来るところなので、バスを降りたら少年ガイドが勝手に宿に連れて行こうとする。きっぱりNoと言うか、宿が決まっているならその名前を告げて連れて行ってもらうか、あるいは予算を言っておまかせするかすることになるだろう(当然チップを要求されるが…)。Tourist Informationが海沿いの道を南に行ったところにあるようだ(僕は利用していない)。

・バザルート諸島★★☆ マガルーキ島、バザルート島、ベンゲラ島、サンタキャロライナ島の4つがメイン。ターコイズブルーの美しい海でシュノーケリング等が楽しめる。宿泊もできるが、安宿はベンゲラ島にしかない。日帰りツアーはマガルーキ島ダウ舟(貸切、ランチ・飲物・シュノーケリングセット付)で350,000Mまたは16US$だった。モーターボートでのバザルート島(4人〜、ランチ・飲物・シュノーケリングセット付)も同じ値段だった。ダウ舟で行けるのは一番近いマガルーキ島だけ、それでも(風によるが)往き4時間、帰り1.5時間もかかった。ここは国立公園になっているので入園料4US$がかかるのだが、僕がマガルーキ島に行ったときは要求されなかった。ツアーにはあちこちで誘われるが、ぼったくり等不安があるならTourist Informationや宿の人に相談してみるといい。ヴィランクールから島までの海は、遠浅で水はとてもきれいだが、磯が少ないので魚を見れる(=シュノーケリングポイント)は限られている。事前に何をメインにすえるか(魚、サンゴ、ダウ舟トリップ等)を伝えておいた方がいいだろう。

・Backpacker's Info 

安宿: Josef E Tina(コテージタイプ 値切って200,000M)海岸沿いの好立地。ちょっと高いが、コテージにはカヤ、トイレ、水シャワーが付いている。海岸沿いの道をTourist Information方面へ行くとJuliana'sという宿があり、ここは100,000Mで泊まれるらしい。両替はマーケットでできるが、ごまかされないよう注意。両替所も離れたところにあるようだ。

食事: 観光地なのでレストランは高め。安くあげるならマーケットへ行くべし。ちょっと分かりにくいが、小屋みたいな家で中にテーブルが置いてあるところは食堂なので魚&ライス20,000Mくらいで食べられる。


ダウ舟

○イニャンバネ(5/27〜31)

イニャンバネは細長い半島の先にある町で、陸路でも行けるが、マシシの町からボートで行く方が早い。マシシへはヴィランクールからミニバスで3〜4時間(60,000M)。イニャンバネへの乗合トロトロボートは桟橋から頻発(所要20〜30分、5000M)。波が高いときは濡れるので後ろの席がベター。イニャンバネに着いたら桟橋から300mくらい直進し、ロータリーを右折150mくらい行くとMercado Central(中央市場:水色の建物)があり、この裏がシャパ(乗合ピックアップトラック)乗り場になっている。Tofo,Barraビーチまで約20分(5000M、荷物代2000M)。ヤシの木が並ぶとてもいい道。近くにTourist Informationもあるが使えない。両替は銀行かマーケット並びのインド人経営商店に頼む。

・トフォビーチ★★★ 美しい砂浜が延々と続いていて、リラックスするには最適なところ。南アからの旅行者が多く、意外と(?)にぎわっている。ここではぜひスキューバダイビングをやってほしい。シーズンにもよるのだろうが、マンタ、ジンベイザメ等の大物を見ることができる。

・バラビーチ★★★ トフォから少し北にある素晴らしいビーチ。トフォより広々としていてヤシの木がたくさん生えている。イニャンバネからトフォへ分かれる道を直進するとここに出る。Barra Lodgeともう1件ロッジがあるが、安宿はない。

・Backpacker's Info 

安宿: Bamboozi BP(ドミ100,000M)トフォの町から海岸沿い左へ約15分歩く。ホットシャワー、カヤ付き。レストラン、バーにキッチンもある。清潔で快適。ついつい長居をしてしまいそうなところ。料理はうまいのだが、時間がかかるうえ高い。トフォの町で魚を買って自炊するのがいい。

ダイブショップ: Diversityトフォ唯一のダイブショップ。4Dive器材レンタル込で105US$(しかもBP2泊分キャッシュバック付!)1Dive29US$Open Waterコース160US$。スタッフもフレンドリーだし、魚のこともいろいろ教えてくれる。ちなみに僕は4Diveして、ウミガメ、マンタ、ジンベイザメ、イルカの群などを見ることができた。超オススメ。


○ベイラ(6/2)

中部海沿いにあるモザンビーク第二の都市。かなり大きな町だが、内戦の影響が大きく、古い建物ばかりが目立つ。たまに被災したままで廃墟になったような建物も目にする。

・Backpacker's Info 

安宿: Savoy Hotel(シングル160,000M)水シャワー、トイレ共同。部屋は狭いが、扇風機付きで比較的きれい。看板出てない白い建物。1Fにレストラン有り、ビールも飲める。他にPensao de Moderna(180,000M)、Pensao Sofala(100,000M)バスターミナルそばTelecom2F等がある。バスはPlaca de Maquinino発着。シモイオへはミニバス頻発。スーパー(Shoprite)、両替商等もある。


○ケリマネ(6/3)

ベイラのバスターミナルより、マファンビサ行に乗り、ケリマネ方面行バス・トラックが停車しているところで途中下車(ドライバーにケリマネに行く旨告げておけば着いたら教えてくれる。約50分、6000M)する。バスで約10時間、250,000M。ケリマネ到着は夜6〜7時。道は悪く、ザンベジ川沿いの町Caiaまでは未舗装道路、川をバスごと渡しフェリーで越え、そこからケリマネまでは概ね舗装道になる。バスは(たぶん)1日1本しかなく、かなり混んでいたので、6時頃にはベイラを出て席を確保した方がベター(出発は9時過ぎだったが、座れずに悪路を10時間はキツイ)。ケリマネでは町の北東にあるバスターミナル(BPのGS隣)に着く。ターミナルを出て前の通りを左へ進むと、Bar Far West、Pensao Quelimaneがある。

・Backpacker's Info 

安宿: Pensao Ideal(ツイン135,000M)水シャワー、トイレ共同、レストラン有。ナンプーラ行バスのチケットを前日に買っておけばバス車内で寝かせてもらえるので、体力に余裕があれば宿に泊まる必要はないでしょう。


○ナンプーラ(6/4・7)

ケリマネのバスターミナルよりTransportes Munirのバスが早朝6時発。24席売り切れると乗れないので、チケットは前日購入がベター(約11時間、250,000M)。途中のAlto Molocueまでは概ね舗装道がほとんどで快適だが、そこからは約100qダート道になり、時速30q走行になってしまう。しかし、このルートは見晴らしが良く、次々と集落が現れるのでそれほど退屈しない(人間サファリという感じか…)。ナンプーラの町は駅からまっすぐ延びる道がメインストリートになっていて、その脇に商店がたくさんある。比較的分かりやすい。

・Backpacker's Info 

安宿: Pensao Estrela(ツイン値切って250,000M)マーケットの向かい。高いが部屋は清潔。ホットシャワー、トイレ共同。Pensao Parque(3人部屋シェアで125,000M) 水シャワー、トイレ共同。1Fにレストラン、バー有。Internetは駅寄り(携帯の店)2件隣のOffice Data Storeにある。日本語読み可能だが、とても遅い(80,000M/h)。

両替: 両替商(Casa de Cambio)があり、対US$のレートは銀行(Banco de Foment)よりいいが、対南アRはすごくレート悪い。両方レートをチェックした方がいい。


サンパウロ宮殿とバスコ・ダ・ガマ像

○モザンビーク島(6/5〜7)

世界遺産指定。マプトに首都移転するまではここがモザンビークの首都であった。古くからインド洋貿易の中継地として栄え、ヨーロッパ諸国の進出後はポルトガル提督がここからモザンビークを統治していた。そのため、ポルトガル的な建物も多く目にする。廃墟のような町にいろんな人種・宗教の人々が住んでいて、独特の雰囲気を作り出している。行き方、ナンプーラ駅前からシャパまたはミニバスで4〜5時間(50,000M)。島のすぐそばまで海が見えないのだが、島が見えたときは感動。道はずっと舗装道だが、意外と時間がかかる。島までは細い橋を通って行くことになるので、中型バスの場合、ミニバスに乗換えとなる。帰りのバス・シャパは橋の手前から出発。

・サンセバスティアン要塞★★ 島の北端にある。16世紀にポルトガル人が建てたもの。入口は向かって左側。砦の中は原っぱになっている。部屋の細かいところは崩れ去っているが、大枠は残っている。入場無料。

・サンパウロ宮殿★★ 1Fは博物館になっているが、こちらは大したことない。2Fはかつての宮殿のまま内装・家具等が残されていて、ポルトガル提督の暮らしぶりがうかがえる。おじさんが各部屋を案内してくれるが、英語ができないらしく、説明はなし。1FにはTourist Informationがある。(入場無料だが、寄付を求められる35,000Mor2US$)

・ミゼルコルディア教会★☆ 2Fが宝物博物館になっていて、イエス像等が展示されている。おじさんに鍵を開けてもらう。入場無料だが、チップを要求される。

・Backpacker's Info 

安宿: 安宿は10軒くらいあるが、看板を出しているところはほとんどないので、英語を話す少年ガイドに連れて行ってもらい、値切りまでさせるのがいい(チップ5000MでOK)。病院のちょっと北にあるAccomodationの看板を出している宿はファン付ツイン(トイレ、バケツ水共同)で100,000M。マクティタウン方面にあるLui'sはカヤ付シングル150,000M。

食事: Lui'sの手前にあるRestaurant Parque(看板は出ていない水色の建物)はライス&豆スープor魚が7500Mと激安。味・量ともGoodだが、ビールを置いてないのが残念。その前の通りを東に行くと夜市が出て、魚フライ、ふかしカッサバ、パン等が購入できる。


○マラウィ国境(6/8)

ナンプーラから毎朝6:00クアンバ行の列車がある(エコノミー54,000M)。クアンバ到着は午後3時頃。駅前にリシンガ行のトラックが来るのでそれに乗る。出発は荷物を全て載せ終わった5時過ぎになるだろう。朝はミニバスも出るという話だったが未確認。国境の町マンディンバで下車、ここまで約5時間(60,000M)。夜のトラック荷台はかなり寒いので、厚着して乗ること。マンディンバには夜中着くが、安宿あり(50,000M)。モザンビークイミグレは国境ではなくマンディンバの町にある。6時オープン、ここでスタンプをもらい、国境まで約7qの道を行く。自転車タクシーがいるのでこれを利用することになるだろう(50,000M 多分ボラれている…)。マラウィイミグレはゲート右の建物。General Officeでスタンプをもらう。カスタムへの申告は必要ない。なお、2002年3月より日本人はビザ不要。マラウィ側国境の町チパンゲからマンゴチまではシャパで約1時間(250Kw高い!)。両替はUS$でもMでもチパンゲの商店で可能。レートは悪いが日曜でもやっている。